お楽しみに。

強く、明るく、前向きに

いきたいものであります。

縁なんてどこに転がっているのかわからないとはよく言われるが

転がってこないのは自分のところだけ。

そんな気がしてならない。

自分が自分らしく生きているならそれでいい。

心が元気なら縁なんてそっちからやってくるものなのかもしれない。

仮唄で入れたテイクが採用されたという非常に珍しい曲。

というのもライブで歌うものはＣＤになったものより半音低いだが

その半音がレコーディングでは出なかったからなのだそうだ。

この曲はアニメーション映画「時をかける少女」の挿入歌。

ラストに近い部分で流れるんだけれど、とても感動的。

人の想う心っていうのは時を越えても変わらないこともある。

変わっていくものもあるけれど変わらないものもある。

変わっていくことがいいことなのか変わらないことがいいことなのか

わからない。

いくら考えても答えは出なかった。

変わるのであれば自分に正直にいい方向に変わりたい。

今回はアニメーションになった「時をかける少女」を取り上げる。

ストーリー的には映画にもなったものの続編といった色合いが濃い。

それに奥華子が唄う挿入歌「かわらないもの」がいいところで

流れるのもいい。

音声の面からいうとぜひ映画館で見て欲しい。

おそらくＤＶＤになるだろうが映画館でしか味わえない立体の音声の

場面があるからだ。

これを見て思ったのは実写版で出来ないかということ。

前回の続編として原田知世なんかが出てくれば面白いと思ったのだが・・・。

ぜひとも実現して欲しい企画だなぁ〜。

それに華ちゃんにも歌手の奥華子役で出演する場面なんかあるといいかもだね。

入っていた曲であたかも私への応援歌であるかのような曲がこの曲。

物事を考える時にどのように考えるかで随分と変わってくるものだと思った。

発想の転換って言葉があるけれどまさにその通り。

行き詰まった時にはこういったことが必要なのかもしれない。

そうすることで次につなげることが出来るんぢゃないのだろうか。

そうチャンスはどこに転がっているかわからない。

もしかしたら、そういうをチャンスを自分で逃している時があるのかもしれない。

今年の隠れたもうひとつの目標は実はこれだったりする。

私のこと好きになってくれる人だけを好きになれたらいいのに・・・。

って思う時は心が病んでいるからじゃないのかぁ〜って気がする。

こんな時は、いっそ嫌いになれたらどんなに楽になることだろうと・・・。

嫌いになれるくらいだったら最初から好きにならないけれど・・・。

どんなに苦しいって辛いってわかっていてもやっぱり恋をしてしまう。

このアルバムのコンセプトは路上ライブでのキーボードだけで唄う

という基本的なスタイルに音を足しただけというシンプルなアルバム。

この曲はピアノとボーカルのみでの録音でライブに近いものとなっている

そういったところが切ない気持ちや思いを鮮明に伝えられるのかもしれない。

新しいアルバムの中で今の自分にぴったりなのが

ギター１本で唄うこの曲。

冬の間をどうやって過ごしたかによって春は変わってくると思う。

がんばったからといって必ずよくなるわけでもないけれど

だら〜んとしていた人にいい春がやってくるはずはない。

春は必ずやってくる、そう信じたい。

ライブで唄うのならギター１本でということになると思うけれど

サクラサクというくらいだから３０周年のギターＬＬ１２０ＭＳで

唄ってもらいたいものだ。

ツアー終了まではネタバレもあって書けなかった部分を追記してみる。

「美しい日本の面影」のツアーではアンコールのラストを

３０周年の時に作ったギターＹＡＭＡＨＡのＬＬ１２０ＭＳ　ＣＵＳＴＯＭ

通称サクラ１本で唄っている。

これまたいいんだなぁ〜。

今年に入ってからはこのギターに特別な思いもあいまって聴いている。

デビュー２５周年の時にシングルとしてリリースした作品で

私が初めて買った沢田聖子さんのCDでもある。

実は沢田聖子さんの歌を聴いたのがこの日が初めて。

今回はツアーのステージでも一緒に回っている坪井寛さんと

作ったのでステージの音をそのまま再現したようなアルバム。

ライブでも何回も聴いていたので違和感というのはなかったかな。

シングルの時にも書いたのだが人生の応援歌といった感じの曲。

シングルでリリースした時もアコースティックな感じだったけれど

今回はもっとアコースティックな感じ。

イントロのギターソロや歌に入ってからのギターのストロークはとても心地よい。

アコースティックギターの音ってやっぱりいい。

大切な人と別れた時の記憶はとても鮮明である。

どうして失くしてみないと大切だったことに気がつかないんだろう？

どうして言えなかったんだろうとか伝えられなかったんだろうって・・・。

後になって思うことがある。

君のことを好きな自分がいる。

君のことを考えると好きだと言えなかった自分がいる。

それでも君のことが好きなんだ。

京都、祇園の花見小路を歩いていた時に

ふと口をついて出てきたのがこの曲。

後で歌詩カードをみたら場所的には大体あってた。

ただ違ったのは月夜ではなく暑い夏の昼間だったこと。

この通りにはいかにも京都って感じの建物が色濃く残る通で

京都に来たことが実感できる町並み。

曲の舞台になった地でふと口ついて出来たということは

おそらくイメージと現実が重なったということが大きかったんぢゃないだろうか。

残念だったのは季節が春でなかったことと昼間だったこと。

最初聴いた時は「さだまさし」らしくないサウンドだって思うかもしれない。

けれども情景が浮かんでくる詩が随所にちりばめられているのは

やはり「さだまさし」だねってツウなら思うはずだ。

さよならも言わなかった、振り向かなかった

一度こうと決めたら切り替えが早いのが女性の特徴らしい。

だから振り向かなかったのだろうか？

それとも彼女の優しさなのだろうか？全く関心がなかったのだろうか？

もし関心がなかったり気づきもしなかったとしたらそれは悲しいこと。

おそらく彼女のこと一番好きなのは彼。

その事に彼女は気づいていたのだろうか？

黒川芽以さんにプレゼントした曲を自身でカバーしている。

この曲の中で注目したいのは、ちゃんとした楽器ではない

アコーディオンの「英雄」（ヒデオ）である。

確かライブでディスカウントショップで買ったものと言っていたが

楽器としてみると確かにいいとは言えないけれど

この音がこの曲には合っているという判断だったと見た方がいいと思う。

ボサノバというのもよかったんぢゃないかな。

愛しているのに言い出せない、それは彼が他の誰かを愛していることを

分かっているから。

そんな時、

いっそ嫌いになれたら、

逃げ出す事が出来たら

どんなに楽になるだろうか。

ずっと待ち続けれもここない事分かっているのに

それなのに、いつまでも待ち続けている。

いつか気づいて欲しいと思いながら

そう、ここにいる。

５１という番号から連想するのは「イチロー」である。

けれどもそれだけではないということは歌詩を見てもらえればわかる。

それは皮肉のようにも聞こえるけれど・・・。

それはともかくその時代の出来事がいくつか歌詩の中に出てくる。

これも「さだまさし」の特徴のひとつ。

「デジタル時計」や「携帯電話」に「ポケベル」それに

コンビニのＣＭで話題になった「いなりずし」そして一時期流行った

血液型占いなどが歌になったりしている。

この曲もそうだ。

今年の事件がいくつか歌詩に登場する。

いずれも、この国はどこかおかしい方向に向かっている気がする

そんな事件だ。

たいせつなひとを守るためにいったい僕に何が出来るんだろうか？

改めて考えさせられた。