お楽しみに。

夏というイメージだけで選んだ、この曲は

とかく開放感に満ち溢れている雰囲気があります。

大人の男と女といった今までの「さだまさし」らしくない

それでいてどこか「さだまさし」を感じさせてくれる。

この歌を聴いているとマウイ島ってとても夕暮れが似合う

そんな素敵な島なのだろうか？

素敵な女性と二人でサンセットを楽しみたくなる

そんな気分にしてくれる曲です。

忘れられない人はいるんだけども、

その人は僕のことを思い出すことはないでしょう。

といったところが、歌と現実の違いなのか？

私のことはさておいて、

サックスが使われているというのは

さださんの曲の中では非常にめずらしいのです。

今回のＷＯＲＬＤコンサートではこの曲がメニューにあったのですが、

このサックスの音色が雨の夜の淋しさを感じさせていて、

またこれが大人っぽくていいんだなぁ〜。

夏といって思い出すのがこの曲。

当初「Ｍｒ．メモリー」というタイトルだったのですが、

某化粧品メーカーのキャッチコピーに合わせために変更に

なったという話はあまりにも有名な話。

なくした時に気づく恋もある

そして、なくした時にとても大事なものだったことに

気づくものなのです。

この歌の場合は女性の方の過ちからなくしてしまったのですが、

夏はそんな誘惑という言葉がなぜかぴったりとくるそんな季節なのです。

薄着になる→開放感→誘惑に負ける。

といった図式なのでしょうか。

あの、夏の日の幻であって欲しいそんな夏のメモリーを歌った

素敵なハーモニーを聴かせてくれるサーカスのデビュー曲です。

異性と待ち合わせている、そんなわずかな時間を唄ったこの曲。

待ち合わせというのは時としてとても楽しかったりする。

というより、私的には相手が来た、その瞬間がいいんだなぁ〜。

この曲のアコースティックなところが夏の暑さを和らげて

くれている隠れた名曲です。

歩き続けるそれだけでもすごい事だと思う。

さらに生きてきた証しを残していくなんてことが出来るのなら

これはとてもすごい事だと思う。

一生懸命に歩き続ければ誰かが見ていてくれるんだね。

そして、いつか素敵な花を咲かせることが出来るんだろうね。

そうなることを信じて、明日も自分なりに一生懸命

生きてみようとふと思った。

サンバ風にアレンジを変えてのこの曲。

なんと夏らしいアレンジなんでしょうか。

しかし、この曲の詩をじっくり見てみるとやはり

ミスマッチの感は拭えない。

でも、いいんだもん。

まっさんの曲で一番ノリノリの曲だからね。

私的には長崎小夜曲のライヴのアレンジと

戦争といってすぐ思い浮かぶのが、第二次世界大戦。

この時の話は父や母が話してくれたことがある。

私の父母は戦争には行っていないので戦場のことはわからないが、

疎開先では随分苦労したらしい。

特に食べ物が不足していたので苦労したという話は何度も聞いた。

幸い日本ではこのあと戦争は起きていないが

なおも世界各地で起きていると聞く。

もうこんな悲劇はいらないと、８月１５日になる度に考えさせられる。

この曲を入院中に書いたという話を聞いたことがある。

そんな時に考えたことがひとつの曲になったのだろう。

今まで生きてきた自分についてどう思うのだろうか。

そんなことがテーマになっているそんな曲です。

最後の「手に入れた糸に溺れてしまう前に」というところは

女性ならではと感じたのは私だけなのだろうか。

この歌の歌詩の中で気になるのは

「夜中に僕の毛布をなおすことだけは必ず忘れないでくれた」という歌詩。

この歌の中に出てくる僕は男で、毛布をかけなおすのはおばあさんだということ。

普通病室は男女別だとちょっと疑問に思ったものですから。（笑）

それはともかく、病院というのは

救急車の音は気になるし、廊下はうるさいし、気はつかうし

落ち着かないところらしい。

だから体力がなくっちゃ病人なんて勤まらないらしいという

話を聞いたことがある。

音楽的にはイントロのピアノでは病院の中の淋しさが伝わってくるし、

最後エンディングのＥＧは明るさみたいなものがあるような気がする。

多分この曲の中の人たちは、あまり病状が重くない人たちなのだろう。

とても素敵なバラードです。

小説「精霊流し」のイメージソングのこの曲。

桜の散る頃のイメージの曲ですね。

「さよならも言えずに別れた」というフレーズがとても気になる。

これは精霊流しというキーワードからすると

相手をなくしてしまったからなのだろう。

「きみを忘れない　命のある限り」というフレーズも好きだ。

好きだった人というのはいつまで経っても忘れられないものだ。

女々しいとか思うかもしれないけれど、反面それだけ強い思いがあるからだ。

でも、前に進む為には邪魔になることもあったりする。

そこで、タイムカプセルに詰めこんで忘れようとするのであろう。

小説「精霊流し」発売記念イベントだけで手に入った

２０００枚限定のＣＤです。

７時間も並んだ重みも加わっているからなのかもしれませんが

歌詩がない分、曲のよさを感じることが出来ます。

ぜひ、アルバムに入れるとか何らかの方法で聞いてもらいたいと思います。

絶対におすすめです。

「桃花鳥七羽に減ってしまったと・・・」で始まる曲。

先日（日本時間２００１年９月１１日２２時頃）アメリカで大きなテロがあった。

そこで思い出したのが「どこかの国で戦争が起きたと・・・」という３番の歌詩だ。

ＴＶで見たその光景はまるで映画を見ているかのよう。

しかし、中継で映ってきた街の映像は一言では言い表せないくらいに

凄まじいものでした。

「皆他人事みたいな顔で人が死ぬ場面を見てる」

の歌詩そのものでした。

改めて平和のありがたさを忘れている自分に気がつきました。

アコースティックなサウンドのこの曲はとてもさださんらしい

素敵な曲であると感じたのは、

珍しく、さださん自身がＡｃｏｕｓｔｉｃ　Ｇｕｉｔａｒを弾いているからなのだろう。

夢をテーマにした曲っていったいいくつくらいあるのだろう？

そのどれもが夢に向かって頑張るといった曲であると感じる。

それだけ夢というものは人を元気にさせてくれたり

エネルギーになるものらしい。

そんなエネルギッシュでポップな曲は玲子さんにピッタリの曲だ。

この曲のイントロを聴くと「さだまさしのセイヤング」を思い出します。

リスナーの葉書を紹介する時に流れていた曲だ。

１０月から「セイヤング２１」として復活するのですが、この曲が使われるのでしょうか？

ご存知の方も多いと思いますが「絵はがき坂」のモデルとなったのが

長崎にある「オランダ坂」なんです。

軽快で楽しそうな曲なのですが実は別れの歌だったのですね。

この曲を聴くと思い出すドラマがある。

「白線流し」というドラマだ。

というのも「白線流し」のオリジナルなのだから当然といえば当然なのだが。

静かに始まるイントロ部分が「宇宙」を連想させてくれる

そんな素敵な曲はやがてオーボエ（多分そうだと思う）のソロからピアノと弦楽器が

入り壮大な宇宙を奏でてくれる。

ドラマの中で流れてくるととてもいいんだなぁ〜。

ぜひぜひ見てほしいドラマです。

関東地区では１０日１４時０８分からフジテレビで再放送が始まる。

この曲の２番の歌詩に共感できる部分がある。

「あなたを私より愛する人はない　それだけは自信があるけれど

私よりあなたに愛される人なら　どこかにきっとあるかも知れない」

という歌詩だ。

こんな不器用な愛し方しか出来ないなんて、女性の場合なら健気な歌に出来るけれど

男性の場合はなんと情けない歌になってしまう。という以前に歌にならないか。（笑）

まあ、自分に自信がある人は別だと思うが、私自身は自分に自信が持てないので

ちょっと情けない話なのだが、この歌の男性版のようになってしまうのかな。 

ドラマ「白線流し」の主題歌でもあるこの曲。

実はこのドラマの為に作られたものではないらしいが

なぜかピッタリはまっているという不思議な曲。

ＥＧの使い方がなんとなくアコースティックなのがお気に入り。

小さい頃はみんな空を飛ぶようなそんな心を持っていたはずだ。

いつしか現実という壁にぶつかってしまい、挫折を味わうといったこともあるだろう。

しかし

「君とであった奇跡が・・・」と歌詩にあるように君と出会ったことで

その壁を乗り越えることが出来る力になるんだね。

最後に

「ずっとそばで笑っていて欲しい」

やはり笑顔でそばにいられたら、もう怖いのもはない。 

ピアノのイントロがなんとも揺れる秋桜の花を想像することが出来る。

この曲の３年後に彼女は結婚→引退となるのだが、

これを予感してこの曲をプレゼントしたさださんはすごいのひとこと。

この歌は彼女の代表曲のひとつなのだが、

この曲を聞いてみれば納得していただけるでしょう。

今の不景気な状況ならなおさらだ。

アレンジ的にもそんなアレンジなのだろうか。

「失くしたあとで気づくものばかり」という歌詩がとても印象的だ。

ある時には、とてもありがたいことに気が付かないんだね。

だけどもそれが人間らしいといったら人間らしいし

「失敗は成功の素」ん？＜字合ってるか

なんだと思った。

とにかくも、こんな不安な時代にピッタリの歌なのだ。と

思わなくてもいいような時代に早くなるといいなぁ〜。

ライヴのオープニングの時はドラムの音から始まるこの曲は書簡集で聴くことが出来る。

「登り坂はゆっくりで下りる速さときたらまるでジェット・コースターみたいだ」

という歌詩があるが登り坂は・・・というのには納得。

自分がそう言いうタイプだからね。（笑）

別れ方にも思いやりというものがあるのなら、この曲の中のふたりは

まだやり直せるんじゃないかな。とふと思った。

実際には３回どころか１回でさえ願い事など出来ないくらいしか流れてくれないのだ。

だからこそ３回お願いすることが出来れば叶うと言われるのだろうと思うのだが。

さて、本題に入るとします。

若い時にはず〜っと一緒にいるんだと思っていた二人も

いつの間にか違う道を歩いていたりすることがあっても、

一人の人を思い続けている、そんな主人公にとても好感が持てます。

これこそ「強い夢は叶う」なのでしょうか。

星空と人を思う心ってなんてロマンティックな組合せなのでしょうか。

この曲も隠れた名曲ではないでしょうか。

関白宣言、親父の一番長い日、道化師のソネット、防人の詩のヒットなどで

さださんがもっとも注目されていた時期があった。

これ以降２〜３年くらいは私の気のせいもあるだろうが

かなり重たい曲が目立つような気がする。

この曲もそんな曲のひとつ。

かなり迷いや物事を深く見つめる様子がうかがえる。

実際コンサートのトークでもこのままフェードアウトしたいなどと

いったことを口にしていたみたいだし、

借金さえなければおそらく唄うことを辞めていたのではないか？

と思わせるほど何かに追い詰められていたようだ。

というのと映画「長江」の撮影の為に莫大な借金をしたというのが

この曲の背景にはあると思われる。

映画自体はドキュメンタリー映画としては大ヒットしたが

どうやら元をかけ過ぎたらしい。

しかし元をかけた分は後々に評価される作品になるだろう。

そしてその時にはこの曲も注目されるのではと密かに期待している。

多分６０年代を意識して作ったのだろう。

ライヴでは間奏に加山雄三さんの「君といつまでも」のイントロを使うといった

にくいアレンジで歌ったこともある。

というくらいに加山雄三の影響がちょっと出ているのかなというのを感じます。

一方、歌詩をみてみると今の私にピンとくるものはないけれど、

この中に出てくる三人の関係に自分を重ね合わせてしまいます。

いつかこの歌の中に出てくるようにあの頃を懐かしく思う時が来るのだろうかと、

ふと思ったりすることがある。

自分が思うようにはならないのが恋とか愛とかいったものなのでしょうね。

でも、自分の好きは変えられない。

サラッとしたところがこの曲のいいところ。

さよならをするまで好きという言葉が言えなかった

この主人公には好感が持てる。

好きという言葉はそう簡単には口にしてはいけない言葉なのだ。

さよならという結果にならない出会いもあれば、さよならになる出会いもある。

そのどちらになるにせよ「君に会えてよかった」と思える

そんな出会いであるといいと心から思った。

私の人生はまだまだ道の途中これからも素敵な出会いが待っているはず。(笑)

１番は普通に、２番は電話から、３番は洞穴の中からといった具合に

声の質を機械的に変えているのに気付くと思います。

３人の人を録音上どう表現するかという苦心の策だと思います。

歌詞カードと合わせて聞いてみると確かに音から来るものと

イメージ的に重なりますね。

色々な人がいるように、物事に対しても見方によって

色々な見方があるのだということをこの曲の中で教わりました。

真実っていうのは、人の見方や感情はたまた立場によっても感じ方が違うものなのでしょうか。

今の情報が豊かな時代、どの情報が確かなのかを見極める力が必要なのかもしれない。

やっぱり大好きな人と過ごすクリスマスがいちばん素敵ですよね。

しかも絵になるし、歌にもなる。

本来キリスト教でない人には関係ないのですが、

日本人はお祭り好きなのでしょうか

関係がなくても盛り上ってしまうというそんな面がみられます。

それがいいのか悪いのかは別にしてね。（笑）

さすがは「サーカス」この曲でも素敵なハーモニーを聴かせてくれます。

この美しいハーモニーがまたクリスマスっぽくていいんだなぁ〜。

メロディーラインがとても綺麗で心の中が癒されそうです。

明らかに癒し系の曲です。

この曲を聴いてイメージする場所、そんな場所こそ今の時代に必要なのでしょう。

この曲のように穏やかに過ごせる、そんな日が来るといいなぁ〜と思います。