お楽しみに。

今を感じさせる「モノ」が入った曲がまっさんの曲には何曲かある。

それが昔の「デジタル時計」であったり出たばかりの「携帯電話」だったり

ちょっと前には「ポケベル」であったりする。

この曲には新幹線の「のぞみ」が登場している。

舞台はおそらく「東京駅」と思われるのは「君は故郷へ帰る」という歌詩がある。

まっさんの曲では故郷という響きはやはり九州なのだ。

恋人が別れる場面を歌った曲なのに、なぜか爽やかなのは、

アコースティックで歩くよりちょっぴり速いテンポだからなのだろうか。

いずれにしても嫌いで別れたのではなくお互いの進む道が

異なってしまったからであることはこの歌詩でハッキリしている。

この場合は女性の方の気持ちはどうだったのかは推測出来ないが

男性の方は別れにまだ未練があるように思える。

こういう時はやはり女性の方がスッパリしていることが多いというのは

本当なのかもしれない。

いずれにしてもまっさんの曲は別れる場面でも相手を思いやる気持ちだったり

しあわせを祈るといった曲が多いけれど、

それはいい恋愛であった証なのかもしれない。

それとも男性が優しすぎるのだろうか？

お父さんの反対を押し切り駆け落ちといったらいいのか

そういう状況で旅立つ女性の立場を歌った歌だ。

裏を返せば父親というものは娘に対して比類なき愛情の表れなのだと思う。

娘に対しては優しいし、手放したくないというのが父親の思いなのだろう。

で、娘の方はというとこの曲の場合は父親より愛する人に出会ってしまった

ということに驚いている様子なのだと思う。

父親より愛する人の元へと行くのだから相当固い決心があったのだ。

だからこそ、このふたりはしあわせにならなければならないのだ。

そうまで惚れられるこの男性が羨ましい。

そんな男にいつかなりたい。

レコードではガラスが割れる音を入れるなど凝ったアレンジだが、

ステージでは自分に対する怒りとか葛藤の部分を

宅間さんのマリンバとエレキギターの演奏で表現している。

ライブを聴くとレコードのアレンジでは物足りないかも知れない。

それほどこの曲に対する宅間さんの依存度が高いということだ。

ぜひともライブで聴きたい１曲であることは間違いない。

作詞、作曲は「中島みゆき」と「さだまさし」でサビの部分以外は

男女で違う歌詩を歌うというちょっと変わったデュエット曲なのだ。

しかしここで紹介するのは、その男性の部分を抜き出して歌ったもの。

過去に別れてしまった好きな人を探してしまうことというのはよくある話で

あの人に似ているから好意を抱くというのはある。

見た目が似ているといった場合もあるだろうし、

雰囲気が似ているという場合もあるだろう。

なぜあの人に似ている人を追い求めるのだろうか？

そこで少し考えてみた結果

あの人に似ているのではなく自分の好みに似ている人があの人で

あの人に似ているから好意を抱くということではないと結論づけた。

これは言い訳になってしまうのだろうか。

つまり女性側から歌った歌だと思ったのだ。

しかし映画「解夏」のエンディングで流れくるこの曲を聴いた時

ふと男歌なのでないかと、つまり男性側から歌った歌という捕らえ方だ。

それは映画の主人公の彼女でもある「陽子」の強さや

主人公「隆之」への思い、やがて失明する病気である「隆之」自身の

心の弱さの部分を感じとったからだ。

そして、私にとってたいせつな人は？

と考えてみると、たくさんいることにあらためて気づいた。

そうしたら自然と頭の中でこの曲のピアノのイントロが流れているような気がした。

この曲は映画「解夏」の主題歌として渡辺俊幸さんがアレンジを担当している。

映画を見た際に感じたことはエンディングとこの曲のピアノのイントロが

とても自然につながっているということを感じた。

シングル「いつも君の味方」のカップリングとして発売されたが

そのままのアレンジでは、映画の主題歌としてエンディングで流れることを想定した場合

どう感じるのだろうか？

実際に映画を見て、映画の主題歌としてみた場合には

私的にシネマ・ヴァージョンに軍配を上げたい。

長崎に行った際にカラオケＢｏｘでこの曲があることを初めて知った。

いつか歌いたいと思っていたらこちら（東京）でも歌えることがわかった。

そこで歌ってみることにした。

女性がボーカルを取っているのでキーは５つ下げて歌った。

さて、この曲で気になる歌詩は「しあわせな笑い方忘れてしまいたい」

という部分の歌詩だ。

私なりに色々考えたらこういうことなのではないかと思った。

自然に笑うことが、しあわせである笑い方ということなのではないかと、

つまり、しあわせな笑い方を意識して笑うというのではなく

しあわせな笑い方を意識しなくとも、

しあわせな笑いであるように周りの人に聞こえる

そんな笑い方をさせてくれるあなたでいて欲しいということなのだ。

そういうあなたに私はなれるのだろうか？

しばらくはシングルはシングルとしてアルバムはアルバムとして

リリースしてきたのになぜなのだろうと疑問に思ったものだ。

さてラジオか何かで聞いた話だがシングルカットする時に色々な曲が

候補に上がった中からこの曲が選ばれたのはなにか理由があるはず。

この理由についてはわからないが、

ひとつ言えるのは「さだまさし」らしい視点から書かれているということだ。

本人自身はこの歌に出てくるような父親ではなかったとどこかで言っていたので

事実に基づいた歌ではなさそうだ。

ふと自分の退職までの年数を数えると、もう半分の年数が過ぎてしまった。

これは入社してまもない頃には想像さえできなかったことだ。

この曲のように定年退職を迎えられる日が来るのだろうか？

まだまだそういった実感としてはないけれど、いつかは絶対訪れる定年退職の日。

いやいや、まだまだ道の途中だ。

これでようやく今年の目標が見えたような気がした。

出来ることからチャレンジしようとふと思った。

定年まで、まだまだ先は見えないから。

未来なんてどこでどうなるか、わからない。

といった部分もあるけれど、ちょっと先の未来なら予測することが

出来たりなんかする。

ま、これを未来なんて言わないって人もいるだろうが

これも立派な未来だ、間違いない。

男というものは、ちょっとしたことで頑張れることがままある。

例をあげるなら、この歌に出てくる「君」という存在なんかがそうだろう。

ここで出てくる「君」はたぶん女性であり、彼女でありといった関係だと思われる。

こういったことで頑張れたり前へと進むことが出来るものなのらしい。

おそらく私もそうなのだろう。

好きな人のためならば、と思うのが悲しいけれど男なのだと思う。

そう考えると、私の未来はまだまだ道の入口にも入っていなかったりする。

去年フォアレコードから再発売されたものなのでどんな音なのかな？と

思って聴いてみたら結構音がいいように感じられた。

その中に収められていた「案山子」という曲は聴く前はてっきり

シングルのテイクが収められているのかと思ったら「帰郷」のテイクであった。

どちらもアレンジャーは同じなのでというかおそらく同じアレンジなのだろうが音が違う。

シングルの方は何か匂いが感じられるんだけど、こちらのテイクは透明感というのか

澄んでいるような音に感じられる。

私的にシングルの方が好き。

こちらは余りにもすんなりしすぎていているからだ。

確かにこちらの方が聴きやすいとは思うのだが、

音楽の好き好きは音がいいとか聞きやすいとかではなく

どれだけ自分の中で曲がなじんでくるかだと思っている。

遠く離れていた方がいいのか

それともずーっと住み続けるのがいいのかはわからない。

一度離れてみると今まで見えなかった故郷のよさが見えてくるのかもしれない。

心の中では故郷って母のようでもありとても大きな心の支えなのだろうか？

この曲を聴いていると間奏やエンディングなどにそういったところが

表現されているような気がする。

故郷を思う心の大きさなのかもしれない。

今にして思えば「強い夢は叶う」ということなのではないか。

好きな娘を魔法使いの修行をして娘が自分に恋をするように

しちゃったのだから相当な努力をしたに違いない。

エンディングの子供の笑い声もユニークだ。

なんだか心温まるゆったりしたというか、

なんかほのぼのしていていいなぁ〜と思う。

こんなのんびりしていた時代があったんだなぁ〜と感じる今日この頃である。

一度ライブで聴いたことがあるけれど、

CDで聴くよりライブで栄える曲だなぁ〜とその時感じたが

聴いたのはその時だけでライブで聴きたいとは思うのだが

ライブでやってくれないのはちょっと残念な気がする。

なんともイヤな世の中になって来たといういうか厳しい時代が来たようだ。

川原では青いビニールも張ったテントが珍しい光景ではなくなったし

何かあると大きく取り上げたりするだけでフォローがなかったりする。

ギスギスしているというか余裕がないというか、

いいか悪いかは別として昔と変わって来たというのは事実である。

こんな時代であるから、この歌で幸せを呼び込んでいこうではないか。

ステージで歌う時は

イントロではバイオリンを弾き間奏でギターに持ち替えます。

初期の頃の名曲でありこの曲が縁で東大寺大仏殿昭和大修理落慶法要を

記念して東大寺にてコンサートを行なうことになった。

このことはおそらく時代を超えて後々まで記録に残るものと思われる。

さて、実はず〜っと勘違いしていた歌詩ががある。

「黒髪に霜の降る迄」という部分だ。

私が解釈していたのは黒髪に雪が積もって白くなったのだと思っていたのだ。

つまり雪で頭が白くなるということで冬の寒くなっても、と解釈した。

本当は霜とは白髪のことだったのである。

頭が白髪で白くなるくらい年をとってもという意味だったのだ。

難しい比喩的表現があるのこの曲の解釈は非常に難しいが

私的に解釈すると男女のラブソングではないかと思う。

女性は男性の方が好きであり男性の方も女性の方が好きなのだが

男の方は彼女の人生まで背負い込むというか幸せに出来るという自身がない。

というとダメ男のようだがそこまで責任を持つというのが男なのだ。

だから踏み切れないでいるというのが本心だと思う。

それくらい考えている男ならなんとかなる大丈夫！ 

人生というのは画を書き上げるようなものに例えることができるのだろうか？

この歌の歌詩を見てふとそう感じた。

自分が自分らしく生きるということも大切なのだが

パートナーのことを気づかうというのもこれまた大切なことである。

ということなのかなと思った。

A面の最後にはやっぱり大きなテーマをもってくる辺りが

さすが「さだまさし」ということろなのかもしれない。

それにアレンジもそれに応えているというのもさすが服部先生である。

それは好きか嫌いかではない。

「さだまさし」と聞いてイメージできるかという意味である。

日本を北から南への風土をテーマにして作られたアルバムの副産物であると感じている。

テーマに沿って出来る曲とか他のアーティストに提供する為の曲というのは

「さだまさし」として聴くには違和感があるかもしれないが

時に面白い曲や名曲に出会うこともあるからこれはこれでいいのではないだろうかと思う。

この曲の舞台は沖縄である。

これが沖縄をイメージさせるメロディーなのかなぁ〜と思う。

なんかゆったりしていて心地いいねぇ〜。

エンディングに使われている「北の国から」（遙なる大地より）のメロディーも

何故か溶け込んでいるのがとても不思議な気がする。

やっぱりこの国は平和なんだぁ〜と一瞬ふと感じた。

國學院高校がある。

青春の思い出が鮮やかに甦るそんな感じがする曲である。

時間が経ってあの頃を思い出した時、苦しかったのに

自分自身の心の中では、なぜか淡く美しい恋に変わっていたりする。

過ぎ去った若かりし時を思い出す時みんなそうなるのだろうか？

そう思うのは私だけなのだろうか？

いやいや、まだまだ青春真っ只中であると信じたい！

毎年クリスマスに行なわれている「一人台詞劇」で

２００３年のテーマは「心残りのラブレター」。

５つの命に対する心残りの言葉をキーワードに

その５人へ宛てた手紙の朗読と曲で構成された第１部を収録したもの。

オリジナルはあまり聴いたことがない曲が多いのだが

佐田玲子の唄はオリジナルをしのぐくらいに素晴らしかった。

だからこのライブに行った時に佐田玲子でCDになったらと

密かに思っていたというのは事実である。

更にこのアルバムで嬉しいのは

オリジナル曲でこのアルバムだけでしか聴くことの出来ない（２００４年５月現在）

「声を聴かせて」が収録されている点である。

今現在このアルバムは私が購入したアルバムの中で

宇多田やモー娘。のベストを抑えて今年のベストアルバムとなっている。

と思わせる歌詩が最後の一行にある。

男女の別れに対して

男は結構ひきずることが多いような気がするのは

ちょっと意外かとも思うが何かに向けて走り出したら

やっぱり女性の方が気持ちの切り替えが早いのでは？

この曲のキーワードは雨である。

心の描写をこの場合は、おそらく通り雨で

さらに「氷が溶ける」という歌詩では

時間の経過を表現しているのではないだろうか。

さて今週は、なぜこの曲なのか？

それは簡単である。

カラオケで歌おうと思ったら、「今日は歌えません」の表示が・・・。

次回こそは歌えるかな？

だからなのである。（笑）

このソロヴァージョン。

初回限定盤はプロモーションビデオのＤＶＤが付いた２枚組。

大量のＣＦがテレビで流れたのと楽曲がよかったのかで

久しぶりにヒットチャートの上位に登場することになった。

このプロモーションビデオには桜の花びらが効果的に使われている。

この桜の花びらの意味するところはなんだろう。

と考えると人生そのものなのでは？という考えにたどりついた。

その散り際が綺麗かどうかは、おそらくどう生きたかで決まるのではないのだろうか？

私の隣に並んで座って沈む夕日を一緒に眺めてくれるそん人に巡り合うだろうか？

もし、いたとしたならそれだけでいい、他に何も望むものはないのかもしれない。

ふとそんなことを考えた。

まず初めにこの曲を紹介します。

これくらいのテンポだと聴いていて心地よい感じがします。

これまで世間一般的には、さだまさしはＢＧＭにはなりえないと言われてきたが

このアルバムを聴いていや、そうではないと思った。

意外とＢＧＭになるぢゃんと思った。

間奏は苦労したんじゃないかなと思うんだけれど、

なんとなくさだバージョンの雰囲気が出ていてとてもよかったなぁ〜。

アフタヌーンティーでゆっくり聴きたい曲であることは間違いなさそう。

トワイライト＝日没後・日の出前の薄明り

アヴェニュー＝並木道

朝も夕方もどちらもトワイライトなのね。

そこで歌詩から判断すると日没後の並木道という意味になるようだ。

日本語でタイトルをつけるのなら「黄昏の並木道」とでもなるのだろうか？

この曲でひとつ残念なのは本来ならば弦を使うところを

電気的な楽器で代用しているところだ。

弦の響きがあればなおさら曲の良さが引き立つのに残念だと思った。

Masakoの甘い声がこの曲にぴったりあうのは自身をイメージして作られた

楽曲であることもあるのだが、男性がイメージする女性像だからなのではないだろうか？

いずれにしても私のイメージ（Ｍａｓａｋｏさんの）と重なるところがあるようである。

いつもなんとなく過ごしてきた二人がふと気が付くお互いの存在。

お互い照れくさくって正直な気持ちを伝えることが出来ないのだが

二人より沿って歩くこの情景についつい本音が出てしまう

そんなイメージなのではないだろうか？

こんな風に二人寄り添って歩いて行くことが出来たならそれは幸せに違いない。

そうできた時には小さな声で耳元で「ありがとう」と囁いてみたい。

あとは・・・。

初めて聴いたのはこのCDが収録された日。

村下孝蔵さんへの手紙の後に「初恋」とこの曲を歌った。

この時、私自身まったく知らなかったのだが、

この曲は村下孝蔵さんのことを唄った曲なのだと後で聞いた。

明るい曲調なので自分への応援歌として聴いている。

亡くなった人を思い今でも歌い続けているよ。

そしてあなたを忘れないというそんな思いが届くといいなぁ〜。

私は歌手ではないので歌い続けるという部分は一生懸命生き続ける

ということに変えて自身にも言い聞かせている。

その思いは私の思い出の中でずっと生き続けている大切な人たちへ届いているはず。

いや届かせるように一生懸命に生きていこうとこの曲を聴きながら思った。

シングル「関白宣言」のＢ面だったから

聴いている人は多いかもしれませんね。

勝手に想像すると舞台は東京駅から長崎駅へ向かう

といったところで東京駅で彼女に「サヨナラ」を告げられ

故郷の海岸沿いの海に今までの彼女との思い出を捨てて

故郷へと向かい新たなスタートを切る。

といったところではないのでしょうか。

この曲に出てくる海はおそらく大村湾で、大村線をなのでは。

と推測するが本当はどうなのかなぁ〜？

別れは新たな出発と考えられるかといえば私の場合はＮＯである。

たぶんしばらくは立ち直れないと思う。

忘れるようにすることで新たな出発をするということになるのではないかな。

そのうち自分の中で納得し理解し、それでよかったんだと思える日が来ると

信じるしかないのかなぁ〜。

まあ、そんな風になれば最高だね。

こういうパターンはいくつかあって

「雨やどり」には「もうひとつの雨やどり」、「雨どりや」があり

「恋愛症候群」には「もーひとつの恋愛症候群」がある。

これらは発売後すぐにレコードになっているのだが、

この曲に関しては１５年経ってからというのが大きく違うところでしょうか。

タイトルからみると情けない男というイメージがあるが決してそうではない。

家族の為に一生懸命に毎日頑張っているお父さんの応援歌であるというのが

曲を聴けばおわかりになると思う。

最近の男はダメになったという話をよく聞くけれど必ずしもそうではなくて

惚れた女や家族の為には、もう少し頑張れるものなのだ。

メロディーからハワイの風をイメージしてアレンジしたとのことだが

これが上手くはまっている感じがするし、イントロ部分の英語詞もいい。

ハーモニーに関してはここで説明する必要もないけれど

さすがサーカスだなぁ〜と関心。

夏という言葉は見当たらないけれど、イントロやビーチという言葉から

やっぱり夏です。

夜でビーチに面したテラスというのが舞台ではないだろうか？

お酒の力を借りて思いを伝えるということはあるのだろうか？

おそらくそれはあると思う。

それがいいことかよくないことかはわからないけれど、

本音を照れずに言うことが出来るということが出来るというのは利点なのでは？

酔っていることを言い訳にすることで照れがなくなっちゃうのだろうか。

どちらにしてもこれでハッピーエンドになったり言えなかった本当の気持ちを

伝えることができるということが出来るのはいいのかもしれないね。

男女間におけるそれぞれの思いを伝えることは言葉だけでは

何かが足りないということなのかな。

ニューヨークで録音されたということもあるのだろうが

日本で録音するのとは何かが違うと感じるのは私だけではないはず。

イントロに間奏のサックスと夏を感じさせながらもスッキリした夏を感じる。

いや大人の夏ってやつなのだろうか？

あの夏には帰りたくても帰れない、今年の夏はただ一度だけ。

このふたりがなぜ別れてしまったのだろうか？

そう考えていたらあの名曲「Ｍｒ.サマータイム」を思い出した。

ひと夏の過ちが原因なのだろうか？

それさえも波が消してくれるのだろうか？

そうしていたら、ふとこんな詩ができた。

「遠く光る波に愛の影とまぼろしを見た。

その愛の色はまぶしかった。

風景はいつものように流れて消えた。」

長野県松本市を中心とした盆地に広がった平野の部分だと解釈している。

この曲はこのあたりが舞台になっている。

イントロ、間奏、エンディング共にこの安曇野の大きさや風を

感じるようなアレンジに仕上がった。

「夢を夢で終わらせたくない」と言うのは簡単だけれどいざ実行に移すとなると

自分の置かれた立場もあるし難しいと思う。

曲の中では彼と思われる人を捨ててまで町を出ているのだから

実行に移すの一大決心なのではないだろうか？

それを許した彼も凄いと思うしこの部分は「デイジー」という曲の

「いつまでも君の味方」という部分に通じるところがあると思う。

彼自身が彼女を好きだからという部分だ。

人の心は移りゆく場合もあるし不変の場合もあるけれど移りゆく場合は

誰かを傷つけることは明確だ。

そのことだけは忘れては欲しくないし忘れてはいけないと思った。

休暇も余っていたし一度は行って見たかったから参加したかったからである。

ツアーで参加ということもあって長崎の街をゆっくり見る時間が少ないこともあって

まだ見ていない場所や行ってみたい場所がたくさんある。

夏 長崎からに絡めてとなるとやっぱり無理があるのでこの時期以外に

ゆっくりと回りたい街である。

作詩、作曲にたかひらゆたか、編曲に若草恵とさだまさしの曲としては

かなり珍しい組み合わせである。

ということは、また違ったさだまさしを感じられた曲だったんぢゃないかなぁ〜と思う。

さらにこの曲は白鳥座も参加しているというのも大きな特徴。

夏 長崎からのテーマ曲にということだったとのことだったけれど

いつの間にか唄わなくなっちゃったみたい。

ＣＧＳとさだまさしの組み合わせで聴いてみたいと思うし、

それなら、佐田玲子も巻き込んで唄ってみるというのも面白いかもしれない？

気になって辞書で調べてみたら「神が君を守るように」とあった。

そのあとに

「あなたが　永遠に　しあわせで　ありますように」と続く歌詩。

この部分だけを取り上げてみたら頭に浮かんで来たのが「デイジー」という曲。

どちらの曲に出てくる主人公も彼女に対する思いについて考えてみたら

答えはどちらも同じ重さなのではないのだろうかと感じた。

なぜ今年の長崎からでこの曲が歌われたのかということが

理解できるような気がする。

ほんの少しだけれど

たいせつなひとを守りたい、そんな気がした。

夏に出会い、夏が終わるころ終わりを告げるそんな幻の愛。

ひと夏の愛をベトナムを舞台にさらりと歌っている。

あまりの暑さに愛さえ幻に思えるのだろうか？

それとも本当に幻だったのだろうか？

その時、今年の夏が終わりを告げた音がした。

ピアノのイントロにヴァイオリンの間奏はとてもいいのだけれど

曲自体は素晴らしいだけに本来ならば弦（ストリングス）を使うべきところを

打ち込み（センセサイザー？）で代用している点が残念。

最近は制作費が削減されているのか、こういった機械に頼ることが多い。

何枚売れるかという予想から最作にかけられる費用を考えると

仕方のないことなのだろうけれど・・・。

しかし最近は昔に比べると音的には本物の弦の音に近づいているようには感じますけどね。

以前から名前は知っていたけれど曲は聴いた事がなかった。

デパートに他の用事で行った時に耳にしたのが「沢田聖子」というアナウンス。

おそらくインストラライブなのだろうと思い、それならば場所はあの場所しかないと思い

行ってみたら、本人が登場するところでした。

何曲か歌った中にあったのが最新のシングルでこの曲。

サインもしていただけるということなのでこのシングル盤を買った。

ひとりひとり丁寧に対応してくれているのはとても好感が持てた。

なんかファンになっちゃいそうな予感。

曲の内容はといえば人生の応援歌といった感じ。

でもなぜか爽やかな感じなのがあら不思議。

「人生予報ハ、雨ノチ晴レ。」であるといいなぁ〜と感じた。

止まない雨はないし、明けない夜もないのだから、おそらくその通りなのだろう。

最初の詩の１行「あなたに会いたい」だけで充分だと思った。

会いたいという気持ち、これこそが愛なのだ。

愛には

一生かけても届かない愛もあり、また二分と経たずに成就する愛もある。

どちらの愛も思いは同じはずだ。

ひとを思う気持ちは宇宙も越えてしまうようなそんな不思議な力が

あるのではないのだろうか？と、思った。

そして、会いたくなるって思うことが出来るひとに出会えること自体が

実はしあわせなことなのかもしれない。

そう思っていたらふと「夢の夢」という歌の歌詩が頭に浮かんだ。

ラストの「けれど　逢いたい」という歌詩だ。

夢の中だけでも会いたい、夢の中だけでも成就するそんな愛があってもいい。

歌詩を読んで気になったのが「僕」という言葉だ。

普通、女性が自分のことを指すのであれば「僕」とは言わないはずだ。

ということは女性が書いた男歌とは言えないだろうか？

彼女の理想の男性がこの歌の主人公なのではないかということだ。

さらに歌詩をみてみると過去形が多いことに気が付いた。

ということは今現在この２人は別れてしまったのではないのだろうかと思われる。

おそらくこの二人は、もう別々の人生を歩き始めているはずだ。

６月２５日に津田沼駅前にある習志野文化ホールに、

さだまさしさんのアコースティックコンサートに行った時に駅の北側の歩道橋で

路上ライブをやっていたのが彼女との初めての出会いである。

この時の率直な感想は「歌が上手いなぁ〜」と感じた。

この時はここを通り過ぎ食事に行ってしまった。

しかし食事＆アイス後もまだ歌っていた。

先程よりも見ている人も少なくなっていたのですが、まだ熱心なファンが見ていた。

ちょっとだけ見てみるととてもかわいい感じだったということもあって気になった。

そばに置いてあった自主制作のCDの名前「奥華子」を覚えて帰宅。

インターネットで検索してみるとヒットした。

これが私と歌手「奥華子」との出会いである。

誰かの歌ではないけれど「出逢いはいつでも偶然の風の中」であった瞬間。

タイトルからすると春の歌と思われがちだが、この歌の中に出てくる春は

季節的な春ではない。

自身の心の中の春である。

いくら頑張っても出来ないこともあるけれど、頑張った分だけは

返ってくるもんだと思っている。

それがハッキリとした形で出てくるものもあればそうでないものもあるけれど

なんかしらの形で自分に返って来ると信じている。

この中の歌詩で気に入っているのは

「ちいさなはずれは当たりの貯金」、「いつかはどーんと大当たり」

というところだ。

ちいさなハズレを積み重ねるだけではダメだけれど

それを経験値にすれば大きくなって自分に返って来るってものだと思う。

それができれば私にも、春は近いかもしれない。

人生には決心をすることがある。

苦しくて辛いこともあるけれど、それは自分が選んだこと。

それを乗り越えられたら一回りも二回りも成長するはず。

だと思っている。

この曲の場合は、夜行列車で好きな人の元へ飛び込んでいくという

決心したという設定だと思われる。

裏を返せば男性側も大きな決心をしたと私自身は勝手に思っている。

そう、嫁をもらう（今時の言い方としては平等ではないけれどあえて言わしてもらうことにする）

ということは男としては大変なことなのだから。

なぜ大変なことなのかというと彼女の人生にも責任を持つということになるからなのである。

それくらいの思いがあってことの決心がこの曲の裏側ではあるのだ。

最後の方の歌詩で

「私の知らない誰かを

ここには連れて来ないで」

というところがこの歌のポイントだと思った。

あの時の想い出までが失われてしまうような感じがするから・・・。

結局は彼女の想いは伝わらなかったけれど

雨が雪へと変わるように人の心も移ろいゆくものなのだ。

おそらくこれで彼女の彼への気持ちが吹っ切れた瞬間だったのかもしれない。

余談ではあるが、この曲はシングル初のメンバーの作曲であると

コンサートトークの中で自慢していたのを覚えている。

さらに、この曲の編曲を担当しているのは信田かずお氏であるが

この仕事をしていた時には、既にさだまさしさんのバックバンドで

ピアノを弾いていたのである。

この曲を初めて聴いたのは暑い夏である８月６日。

８月６日は広島に原爆が投下された日であり

最後の被爆地、長崎では毎年この日に「ピーススフィア・コンサート」が開かれている。

このコンサートのアンコールで歌ったのがこの曲だったのだ。

歌う前に「もう僕はここまで追い詰められています」というようなことを言っていました。

この曲を聴いていて思い出したのが「前夜−桃花鳥−」という曲だ。

どうしてもこの曲とダブってしまうのはなぜなんだろう？

おそらくテーマ的に同じ部分があるからなのではないだろうか？

この曲を聴いて少しだけでも自分の大切な人について考えてみようと思った。

そして、いつもの年と同じクリスマスが今、終わった。