入線するのですが、私のところはＪＲとは連絡がなく、また線路の幅も違う為トレーラーで

引っ張って入線するのです。

ですから、１日に２両づつ計４日間で８両全てが入線ということになります。（８両で１編成）

入線は台車を降ろしてその上にクレーンを使って車体部分を載せる作業です。

私が担当したのは初日の日。もちろん私ひとりではないのですが。（笑）

入線は朝なので、私は１番電車に乗るべく家を出ました。

そして会社に着き作業服に着替え仕事の準備が終わると、私と一緒に入線の立会いを

して下さるかたが出勤。

すると、なにやら関西でなにか大きな地震があったらしいとのこと。

この時は、こんなに大きな地震だとは思わなかった。

まず、最初に空気バネの向きの確認と台車のボルトをハンマーでたたき打音検査で

緩みのないことを確認する。

これが終わるといよいよ車体を台車に載せる作業が始まる。

これから先は、メーカーの方におまかせということになるのだが、１月なのでかなり寒い。

これを２両やって大体１時間半くらいで終了する。

作業が終わり戻ってくるとテレビの画面は、地震の後の画面である。

この時の新車の受け取りは忘れることは出来ないだろう。

以上が８７２１番が関西の人、限定という理由。

新宿側から　８７２１　８０２１　８０７１　８５２１　８５７１　８１２１　８１７１　８７７１

という８両編成の電車。

まず、前の年の秋くらいだったと思いますが、東急車輛というところに

台枠を見て回りました。（電車の床の部分にあたるところ）

溶接が剥がれていないかをハンマーを持って確認をします。

そして、冬になると電車も完成し、受取りの為の検査をしに東急車輛にいきました。

最初に屋根上にあがり、屋根上に付いている機器の点検。

そして、室内、床下、運転台と入念に点検をする。

ビスの緩みや、床の傷、線番と線に付いているリングマークが一致しているかの確認から

ペンキの剥がれなど細部にわたって点検する。

実際に電車の機器を動作させて確認もします。

最後には水漏れ試験をおこないます。

電車に水を掛けて水が車内に入ってこないかを確認します。

ダメなところはすぐ手直ししてもらいます。

この検査が通ると今度は車両基地に入線となるのです。

北海道、東北方面では雪が降っています。

そこで、鉄道の冬の準備として行なっている事などを紹介します。

雪に対するものを中心に紹介していきます。

雪が降る前にパンタグラフに付着雪防止剤というものを塗りはじめます。

これは、以前ＮＨＫのテレビで紹介されたので、もしかしたら見た方もあるかもしれません。

雪が降るとパンタグラフに雪が着きその重みで、パンタグラフが下がってしまうことが、

あるので、パンタグラフに雪が着きにくくするためのものです。

最近は、雪対策としてパンタグラフをシングルアーム式のものに変更するところもあるようです。

それと、ポイントには以前はカンテラというものを使用していましたが、最近は電気融雪器を

導入して凍結によるポイントの転換不良を少なくしています。

客室内などのヒーターも実際にヒーターを入れて、ヒーターが正常に働いていることなどを

夏の終わりくらいから試験して確認しています。

これは、ほんの一部ですが、紹介してみました。

立川北〜多摩センター間が開業の予定です。

立川北と立川南駅では中央線、青梅線、南武線に接続しています。

高幡不動駅では、京王線と京王動物園線に接続しています。

多摩センター駅では、小田急多摩線と京王相模原線に接続しています。

なんて思っている方が沢山いると思いますが実は乗れるんですよ。

新宿から光が丘まで走っている都営１２号線がそうなんです。

山梨県で試験をしているリニアモーターカーとは違って浮上はしない

車輪を使って走るタイプのリニアモーターカーです。

従来の回転するモーターがない分だけ床下を低くすることが出来、その分だけ

トンネルの大きさが小さくなっています。

東京にお越しの際は乗車されてみてはいかがでしょうか。

あのリニアモーターカーを想像されていたみなさま、ごめんなさいね。

笑って許してください。

ということで、こんなのもリニモーターカーなんですよという紹介でした。